江東病院は地域密着の中核的総合病院です。老朽化と耐震性の問題により、診療を継続しながらの建替工事となったため、最小限の仮設で、2期に分けて解体・建設を行いました。各工事段階の動線に配慮しながら、1期工事部分は極力完成形となるように計画し、低層の外来部にはトップライトや吹抜けで開放感と安らぎをもたらし、空間の連続性を持たせました。