既存庁舎の老朽化対応と施設規模の適正化・機能向上を図るための改築であり、工事期間中も旧警察署庁舎での業務を継続しながら整備を進めるための建替え手順・仮設計画を考慮し、設計を行いました。外観は、周辺環境に調和する色合いのタイル貼りとし、並木通りの景観に馴染む建物です。建物上部に水平を強調する庇を設けて庁舎建築としての安定感と風格を表現すると共に、所沢駅から続く官庁街の新しいスカイラインを創りました。