岐宿町3地区の児童数の減少及び各校舎の老朽化に伴う統合小学校の計画です。敷地は五島市が掲げる小中連携を進めやすい環境として選定された同地区中学校敷地内です。教室の日当たり及び体育館併用のための動線に配慮し、木造平屋の低学年教室棟と1階RC+2階木造の管理・高学年教室棟を配置しています。地場産桧材の活用をしています。105角を主に最大で120角の材料を構造材とするために重ね梁として教室空間を確保しました。柱・梁を現しとし、内装材にも地場産桧材を積極的に活用しています。「ふるさとを愛し、心身ともにたくましい子供を育てる小学校」を目指した計画です。